それぞれのココロとカタチ

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クロストークミーティング<浜島さん編>(2)

浜島さんのお話には、昨年もそうだったと記憶していますが、マッサ君の話題が良く出てくるようです。

いじりやすい?(笑)
なんだかんだ言いながら、愛すべきキャラなんでしょうかね。

オーストラリアでどういうことが心配されるか。
あそこは最終コーナーをぐっと回ってくるときに、やっぱりリアタイヤがしっかりしていないと難しいんです。
ですから、上手にリアを労わりながら走れるドライバーがいいんじゃないか。
予選でいくら速くても、スタートして、リアタイヤをこじると言うんでしょうか、リアに負担をかけて走り過ぎると、2006年のマイケルのように最終コーナーでがちゃんと‥ぶつかっちゃったりしますので。
そのへんが技量の見せどころではないかと。
リアタイヤを労わりながら走る、というのが今年のポイントになります。
もう一つ話題になっていますが、タイヤのキャラクターの違うものを二つ持っていきます。
ソフト側のほうがロー・ワーキングレンジ。ハード側はハイ・ワーキング。
ハイワーキング・ローワーキングって、川井ちゃんに言われたって、普通分かんないですよね。
この前、川井塾でちょっとしゃべっちゃったので聞いている方もいるかと思いますが、
ロー・ワーキングレンジとはどういうことを言うかというと、
チューインガムを想像してください。
柔らかめのガムもあれば、若い方は風船ガムをご存じですかな? 風船ガムというのは割と固めで噛みごたえがあるガムです。
冷蔵庫に入れておきますとパリパリになります。やったことないです? そんなバカなことはしないですか(笑)。
非常に固くなった状態です。タイヤウォーマーにかけます。当然柔らかくなります。
ロー・ワーキングはすぐ柔らかくなってしまう。
ところが風船ガムの方、冷蔵庫から取り出して暖めてもなかなか柔らかくならない。
これがハイ・ワーキングです。
ロー・ワーキングは温まりやすいけれど、その後しっかり感がなくなります。
クルマの安定性が落ちて、最初にラップタイムがポーンと出ますけど、その後タイムが悪くなってくる。
ところが、ハイ・ワーキングは温まりにくいから、タイムはすぐには出ません。だけど、その後ずーっと噛みごたえがあるんですよね。100回ぐらい噛んでいても大丈夫。
それはすなわちタイムの安定性です。
今年は、こういうキャラクターの違ったタイヤを投入していこうと決めております。
オーストラリアはスーパーソフトとミディアム、
マレーシアは固い側に、ここはレースがきついから。
上海は柔らかいほうと記憶しています。
ですから緑の(線の)ほうはすぐにタレるんじゃないか‥と、そういう事がないように出来るだけ技術レベルを上げたつもりですが、そういう傾向にはあります。
どうやってそれを使いこなしていくかががキーポイントになるんじゃないか、と思います。
現段階でいうと、フェラーリは相変わらず少々アンダーステア気味なんで、タイヤの持ちは割と良いほうでないかとな、と。
マクラーレンと比較しようと思ったんですが、3秒も遅いクルマと比較しても何とも言えませんので(笑)。
BMWはこの頃速いじゃないですか、でもリアタイヤはちょっときついんですよね。
だからもしかしたら、予選はBMが速くて、決勝はフェラーリのほうが‥‥そういうことが十分起きる可能性のあるのが今年のレースだと思います。
今ハイワーキングがあったまりにくいと、ドライバーの皆さん盛んに言っています。
気にしないドライバーもいるんですが、赤いチームはやたら気にして、おとといもちょっと呼び出されて(笑)。
何とかならないもんか‥と言われても、もう5戦分発表しちゃってますから、ここは変えられないよ‥最初の何戦か見て考えましょうという話をしましたが。
何を心配しているかと言うと、オーストラリア、今年は開幕するのが二週間ほど遅いです。という事は南半球(いつもより)涼しくなるのでは? スタート時間も5時です。
メルボルンはペースカーが入るからその後ろについちゃったら、タイヤ温められないよ‥ってマッサが言ってるんですが(笑)。あっためられないのは、腕が‥‥‥。(笑)。
ほかのチームで大丈夫なところもあるから考えてね‥と答えておきましたが、そういう心配をしている人もいます。
たしかにハイ・ワーキングは一度冷えちゃうとなかなか温まりにくいのは事実なので、ペースカー出た後に、先頭を走っているからと言って安心できるわけじゃない、誰かに逆転される可能性もあります。
そのあたりアロンソは結構上手かな、と。アンダーステアの車を適当にオーバーにしながら走る事ができるし、オーバーの車をリアを大事に労わりながら走ることもできる。
アロンソは今年注目できるんじゃないでしょうか。特にアロンソに注目するのは、雨が降った時ですね。
今年のウェットタイヤは、去年から変えてないです。最初のほうは変えないつもりです。
ということはダウンホース20%ぐらい減っていますので、その分グリップが落ちます。
ドライのほうはスリックにしてグリップ上げてバランスをとるようにしています。
バルセロナは去年のタイムより速かったですが、普通コンマ5秒から1秒くらい遅いだろうと予測しています。
ウェットの場合は20%落ちて、ラップタイムで3秒から4秒遅くなります。
どのドライバーもウェットになると、グリップが悪くてガードレールにぶつかっちゃうよと言ってますが‥。
正直、グリップが悪いのは確かです。
このあいだ、新しくできたアルガルヴェ(?)‥というところのビデオを見ましたが、たしかにかなり乾いている路面でも、車がお尻振りながら走っていくのを見ました。
悪くなるということは、タイヤのグリップを上手に使って走った人が勝てる。ダウンホースにあまり影響されないということになりますので、ドライバーの腕が一番重要になってきます。
さっきペースカーが出るとどうのこうの‥と言った人、あんまり雨で強いところを見た事がない(笑)から、心配かなあ。
アロンソも、キミも割と上手かな、割を食うのはマッサかもしれない。
ただ、(グリップが)悪い悪いと言い続けるのは、エンジニアとして非常に辛いんで、モナコまでには新しいスタンダードウェット、グリップを上げたもの何とかつくって導入したいです。
モナコで20台皆ガードレールに張りついちゃったら、タイヤメーカー何やってんだということになりますので(笑)。

話はさきほどのチューイングガム戻りますが、真面目な技術の話です。ガムに使っている軟化剤、これはレーシングタイヤにも使われているんですよ。
どれだけ安全か、よくわかるでしょう。最近、環境問題にウルサイもんで(笑)。
レースは環境に良くないんじゃないかという話もありますが、僕は決してそんなことはないと思っています。
リッター2キロ燃費が悪そうにみえますが、燃料効率よく走るという技術の戦いですから。
タイヤは、グリップが良くて摩耗のよいタタイヤが要求される。
これは一般車にも当然役に立ちます。グリップが良ければホイルスピンしたりしませんから、燃料効率が良くなる。
摩耗が良いと長く乗れる。(メーカーはタイヤが売れなくなる 笑)
レースから一般車へ、技術展開することもやっていますので、目くじら立てて悪いんじゃないの‥ということはないと思うし、自信をもってやっています。
当然、ブリヂストンも不況の影響を受け、予算を絞れと言われていますが、なかなか体重は絞れません(笑)。
私達も節約しながら、モータースポーツの火を消さないように頑張っていきたいと思っています。

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